普段からよく旅行に行って宿泊施設を利用していたのですが、宿泊施設って寝るだけの場所ではないということに気づきました。だから滞在するところの情緒や思い出づくりができる場所にしたいという気持ちで、子供の頃に訪れた祖母の家への思い出と懐かしさが合わさった「イェウォンダン」を営むことになりました。
そよ風に静かに響き渡る風鈴の音を聞きながら、静かな大庁(板の間)に座って家族でおしゃべりを楽しむ方や、私が直接収穫した柿やナツメを見ると昔の想い出がよみがえるという方もいたりして、お客様に大変喜んでいただいています。
お越しになった方の「とても楽しく過ごすことができました」という一言にとてもやり甲斐を感じる「イェウォンダン」の一日一日が本当に幸せです。
全州韓屋村に趣と思い出を感じるべくお越しになる皆様の口元に、満足した笑顔が浮かぶようにと、毎日感謝の気持ちで励んでいる「イェウォンダン」です。