退職後、どんな生活を送りたいかについて、夜眠りについたらよく夢を見ました。良い夢を見ると、その日は一日中いい気分でいられました。だから、故郷の全州で旅行者の方にも一晩の夢を届けたいという思いで、ゲストハウス「夢(クム)」を営むことになりました。
私は、ゲストハウスを営む上で3つのルールを決めて、必ずこれを守っています。1つ目のルールは、お客様とのコミュニケーションです。「夢」を訪れるお客様とは、必ず10〜15分くらい会話するようにしています。全州の色んな観光スポットやグルメとか、季節ごとに必ず行くべきスポットなどを紹介しています。2つ目は、居心地の良さと安全性です。私自身も個室に常駐していて、お客様のお問い合わせがあるとすぐに駆けつけています。最後に、「ホストはゲストの味方」ということを伝えています。旅先での困った出来事など、お客様の滞在中はいつでもケアできるように励んでいます。
旅を計画するときは、迷わず選んでいただけるように、良い夢が見られる宿として憶えられたい「夢」です。